
国民・榛葉幹事長、年収の壁引き上げ幅「理屈なければ納得せず」 玉木氏は「少し修行を」
2025/1/30
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は30日、国会内で産経新聞の単独インタビューに応じ、石破茂政権が早期成立を目指す令和7年度当初予算案への賛否は、所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げと、ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止に向けた自民、公明両党との協議の結果次第との認識を示した。夏の参院選では全国32ある改選1人区に積極的に候補者を擁立する考えを強調した。
--「年収103万円の壁」の引き上げに向けた自民、公明両党との再協議にどう臨んでいくのか
「政党の大小はあるが、党のナンバー2である幹事長同士の合意は重い。昨年12月の3党の合意書では、103万円の壁を178万円に近づけることと、暫定税率の廃止を明記している。この2つは約束だから、やらなければならない。自民からは123万円という数字が出てきたが、幹事長間の約束とは程遠い」>>451
2025/1/30
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は30日、国会内で産経新聞の単独インタビューに応じ、石破茂政権が早期成立を目指す令和7年度当初予算案への賛否は、所得税が発生する「年収103万円の壁」の引き上げと、ガソリン税に上乗せされている暫定税率の廃止に向けた自民、公明両党との協議の結果次第との認識を示した。夏の参院選では全国32ある改選1人区に積極的に候補者を擁立する考えを強調した。
--「年収103万円の壁」の引き上げに向けた自民、公明両党との再協議にどう臨んでいくのか
「政党の大小はあるが、党のナンバー2である幹事長同士の合意は重い。昨年12月の3党の合意書では、103万円の壁を178万円に近づけることと、暫定税率の廃止を明記している。この2つは約束だから、やらなければならない。自民からは123万円という数字が出てきたが、幹事長間の約束とは程遠い」>>451
743 への返信コメント(4件)

>>743
--150万円を上限に引き上げ幅を拡大する案も浮上している
「数字には理屈が必要だ。40代の男性1人が受給できる生活保護費は平均で156万円とされるが、150万円はそれよりも少ない。私たちの論理がすべてで『178万円でなければだめだ』と言うつもりはないが、国民の生活がこれだけ厳しい中で、理屈がなければ納税者が納得しない」
--石破首相の施政方針演説からは物価高の処方箋が見えてこないとの指摘もある
「今回の施政方針演説で一番残念だったのは103万円の壁の引き上げとガソリン減税が出てこなかったことだ。今多くの国民が注目している最大のテーマなのに、一言も入っていない。これからどうやって生活していくのか、というときに『楽しい日本』と言われても、楽しくない」
「ただ、私たちの敵は自民でも財務省でもない。一緒になってこの国の政治を前に進めたい。これは首相にとっても大チャンスだ。首相が『国民民主、まだ甘いぞ!』と思い切った数字を出せば、『石破さん、すごい!』となるはずだ」>>737
--150万円を上限に引き上げ幅を拡大する案も浮上している
「数字には理屈が必要だ。40代の男性1人が受給できる生活保護費は平均で156万円とされるが、150万円はそれよりも少ない。私たちの論理がすべてで『178万円でなければだめだ』と言うつもりはないが、国民の生活がこれだけ厳しい中で、理屈がなければ納税者が納得しない」
--石破首相の施政方針演説からは物価高の処方箋が見えてこないとの指摘もある
「今回の施政方針演説で一番残念だったのは103万円の壁の引き上げとガソリン減税が出てこなかったことだ。今多くの国民が注目している最大のテーマなのに、一言も入っていない。これからどうやって生活していくのか、というときに『楽しい日本』と言われても、楽しくない」
「ただ、私たちの敵は自民でも財務省でもない。一緒になってこの国の政治を前に進めたい。これは首相にとっても大チャンスだ。首相が『国民民主、まだ甘いぞ!』と思い切った数字を出せば、『石破さん、すごい!』となるはずだ」>>737

>>743
--103万円の壁の結論はいつ頃に出るのか
「衆院で予算案が通過する2月末から3月頭だ。私たちは立憲民主党のように自民をひっくり返したり、揺さぶったりするつもりはまったくないが、103万円の壁とガソリン減税の出方によって予算案の賛否を決める。中途半端な数字ならわれわれは堂々と反対する」>>675
--選択的夫婦別姓制度の導入に向けた議論にはどう臨むのか
「政争にすべきではなく、落ち着いた環境で議論すべきだ。わが党は夫婦別姓には賛成だが、問題は子供だ。親子別姓という問題はあまり議論されていない。親は姓を選択できるかもしれないが、きょうだいによって姓が異なってしまう可能性など大人だけの論理ではなく、子供のはぐくみを考えて慎重に議論する必要がある」>>610
--夏の参院選では日本維新の会は32ある1人区での予備選を呼び掛けているが、どう対応するか
「複数区は必ず候補者を出すが、1人区も積極的に出していく。わが党と憲法改正やエネルギー、安全保障などの考え方が全然違う政党と調整して一本化したら、それは野合、談合だ。>>736
--103万円の壁の結論はいつ頃に出るのか
「衆院で予算案が通過する2月末から3月頭だ。私たちは立憲民主党のように自民をひっくり返したり、揺さぶったりするつもりはまったくないが、103万円の壁とガソリン減税の出方によって予算案の賛否を決める。中途半端な数字ならわれわれは堂々と反対する」>>675
--選択的夫婦別姓制度の導入に向けた議論にはどう臨むのか
「政争にすべきではなく、落ち着いた環境で議論すべきだ。わが党は夫婦別姓には賛成だが、問題は子供だ。親子別姓という問題はあまり議論されていない。親は姓を選択できるかもしれないが、きょうだいによって姓が異なってしまう可能性など大人だけの論理ではなく、子供のはぐくみを考えて慎重に議論する必要がある」>>610
--夏の参院選では日本維新の会は32ある1人区での予備選を呼び掛けているが、どう対応するか
「複数区は必ず候補者を出すが、1人区も積極的に出していく。わが党と憲法改正やエネルギー、安全保障などの考え方が全然違う政党と調整して一本化したら、それは野合、談合だ。>>736


>>753
103万円の壁の引き上げに向けた与党と国民民主の協議は昨年12月以降、目立った動きはない。1月22日には自公国政調会長協議が行われたが、与党側から103万円の壁に関しほとんど言及はなかったという。>>657
与党が強気の裏側には日本維新の会の存在がある。与党は高校授業料無償化について維新と議論してきた。維新は無償化実現を7年度予算案賛成の条件に挙げており、国民民主幹部は「維新はどうするつもりなのか」と絶えず維新の動向に神経をとがらせる。榛葉賀津也幹事長は1月24日、東京都内の街頭演説で「国民民主と維新をてんびんにかけていると思っている政治家が、実は国民からてんびんにかけられている」と激しい口調で威嚇した。>>743
もっとも少数与党の石破政権にとって、国会運営を安定させるため国民民主と維新双方から予算案賛成を引き出すことがベストシナリオであることは変わらない。政権内では、与党の7年度税制改正大綱で示した123万円への引き上げから150万円を上限にさらに引き上げる案を調整しており、国民民主の出方を慎重にうかがっている。両者の攻防は来週にかけてヤマ場を迎えそうだ。
103万円の壁の引き上げに向けた与党と国民民主の協議は昨年12月以降、目立った動きはない。1月22日には自公国政調会長協議が行われたが、与党側から103万円の壁に関しほとんど言及はなかったという。>>657
与党が強気の裏側には日本維新の会の存在がある。与党は高校授業料無償化について維新と議論してきた。維新は無償化実現を7年度予算案賛成の条件に挙げており、国民民主幹部は「維新はどうするつもりなのか」と絶えず維新の動向に神経をとがらせる。榛葉賀津也幹事長は1月24日、東京都内の街頭演説で「国民民主と維新をてんびんにかけていると思っている政治家が、実は国民からてんびんにかけられている」と激しい口調で威嚇した。>>743
もっとも少数与党の石破政権にとって、国会運営を安定させるため国民民主と維新双方から予算案賛成を引き出すことがベストシナリオであることは変わらない。政権内では、与党の7年度税制改正大綱で示した123万円への引き上げから150万円を上限にさらに引き上げる案を調整しており、国民民主の出方を慎重にうかがっている。両者の攻防は来週にかけてヤマ場を迎えそうだ。