606 巨人が25日、フリーエージェント(FA)権を行使した西武・野上亮磨投手(30)の獲得に乗り出すことを表明した。鹿取GMが明らかにしたもので、今季11勝を挙げた右腕に対し、「先発ローテーションを守れる」、「(巨人の)ユニホームが似合うと思う」とも言及。FA残留を認める西武と、DeNAとの争奪戦が展開されるが、今後の直接交渉で最大限の誠意を示し、ハートを射止める方針だ。 野上といえば、そのクレバーさが持ち味だ。最速149キロの直球にフォーク、チェンジアップと縦の変化球を2種類操り、カーブは100キロ台。緩急を用いた投球で打者に的を絞らせない。今季パ・リーグの規定投球回以上の13投手では、最も少ない年間24与四球で9イニング換算だと1.50。菅野の1.49に迫るほどの制球力で、今季のWHIP(1イニングの被安打と与四球の平均値)は1.06を記録。1.20未満でエース級とされるなかで、高水準をマークした。 匿名さん2017/11/26 08:47
607 西武の先発ローテでは、十亀と並んで日本人最年長。気配り上手で、今季序盤には不振にあえいでいた多和田に「結果的に10月に何勝できたかが大事」と助言を送った。ある後輩投手は「とても相談しやすい人。親身になってくれる」と信頼の厚さを明かしていた。 責任感も強い。昨季は不振からリリーフへの配置転換を経験。3勝9敗と不本意なシーズンを過ごすと、今季は長髪をやめて黒髪、短髪に変えた。「結果が悪かったので短くした。今年はずっと短いままでいきたい」。自らを律する心の強さも今季の活躍を支えた。 西武残留も視野に入れて熟考を重ねる右腕。だが今後、新天地でのプレーを選んだとしても存在感を発揮できるはずだ。 匿名さん2017/11/26 08:47
608 25日から台湾で「2017アジアウインターベースボールリーグ」が開幕しました。このリーグには、日本のプロ野球、日本野球機構(NPB)からイースタン選抜、ウエスタン選抜の2チーム、日本の社会人野球、日本野球連盟(JABA)の選抜チーム、米国・欧州混成チーム、台湾のプロ野球(CPBL)、韓国のプロ野球(KBO)、と6チームが参加しています。 リーグの期間はレギュラーシーズンが11月25日から12月14日までの全51試合で、プレーオフは12月15日から、優勝決定戦は12月17日になります。 巨人からはNPBイースタン選抜のメンバーとして、谷岡竜平、今村信貴、坂本工宜、成瀬功亮の4投手と、田中貴也捕手、吉川尚輝、柿澤貴裕の両内野手、松原聖弥外野手の計8人が参加し、監督に川相昌弘・二軍監督、コーチに三澤興一・二軍投手コーチと金城龍彦・二軍外野守備走塁コーチが選出されています。 NPBイースタン選抜の初戦の相手は台湾(CPBL)で、台中市の洲際棒球場で行われ、9回に逆転を許す惜敗となりました。 匿名さん2017/11/26 08:49
609 開幕戦の先発マウンドを託されたのは、今村投手。9被安打と毎回走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強く6回を2失点で抑えました。1点リードで迎えた9回に谷岡投手が登板。2死から連続死四球を与えて満塁となり、続く打者に走者一掃の右翼フェンス直撃の二塁打で逆転を許し、敗戦投手となりました。 野手陣では2番・二塁で吉川尚、6番・左翼で松原、7番・DHで柿澤、8番・捕手で田中貴の4選手が先発しました。2回、2死から松原選手が左前打、続いた柿澤選手の右中間タイムリー二塁打で先制点を挙げました。4回の追加点は、2死二塁から松原選手が左前タイムリー。松原選手は7回の守備から退きましたが、3打数2安打1打点とマルチ安打をマークし、盗塁も1つ決めました。 台 湾(CPBL) 000 020 003|5 NPBイースタン選抜 010 100 100|3 大会公式HPでの結果はこちら(PC・スマートフォン http://winter.cpbl.com.tw/)。 匿名さん2017/11/26 08:50
612 台湾での「2017アジアウインターベースボール」で、ジャイアンツ選手がメンバー入りしているNPBイースタン選抜は27日、韓国 (KBO)と桃園球場で行い、6ー3で勝利した。これで戦績は2試合で1勝1敗。 野手で先発したのは、2番遊撃の吉川尚輝選手、7番左翼の柿澤貴裕選手、9番右翼の松原聖弥選手。吉川選手は5打数2安打1打点で、守備では途中から二塁も守って堅実なプレーを見せ、この日のMVPに選ばれました。 柿澤、松原両選手は、無安打に終わるも、共に守備で勝利に貢献しました。また九回に2死一、三塁から田中貴也選手が代打で出場し、ダメ押しの6点目を叩き出す右翼線適時二塁打を放ちました。 投手陣では、1点リードの5回に坂本工宜投手が2番手で登板。先頭打者に四球を許すも、その後は3つのフライで打ち取り、無失点で抑えて勝利投手となりました。 イースタン選抜 200 010 003|6 韓 国(KBO) 200 000 001|3 試合結果はこちら(PC・スマートフォン http://winter.cpbl.com.tw/games/play_by_play.html?&game_type=16&game_id=6&game_date=2017-11-26&pbyear=2017)。 匿名さん2017/11/27 13:24
613 巨人が、フリーエージェント(FA)権を行使した西武・野上亮磨投手(30)の獲得に成功したことが27日、分かった。水面下で交渉を続け、この日、野上側が移籍する意思を西武に伝えたもよう。関係者の話を総合すると、3年契約で総額4・5億円の条件で合意に達したという。今季14勝を挙げたマイコラスの去就が不透明な中、ローテーションを守れる野上の存在は、V奪回への近道となる。 電光石火の交渉劇だった。巨人・鹿取GMが、FA宣言した野上の獲得に乗り出す意向を示してから、わずか2日。水面下での交渉を行っていたことが判明し、獲得へとこぎ着けた。この日、野上側が、宣言残留を認めていた西武側に、巨人へ移籍する旨を伝えたもようで、事実上の入団が決定。近日中にも正式発表される見通しだ。 匿名さん2017/11/28 19:32
614 成長著しい右腕だ。今季は西武のローテーションを守り続け、11勝10敗。9イニングに換算した1試合平均の与四死球率1・81は、パ規定投球回以上の13選手の中でNO1だった。努力家で知られ、投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できる高性能弾道測定器「トラックマン」の数値もピカイチ。真っすぐの回転数はパ・リーグ最多勝を獲得した菊池に匹敵するほどで、鹿取GMも「勝敗に表れないところも評価している」と話していた。「ローテーションを守れる」とも評価しており、最大限の誠意をもって交渉に臨んできた。 関係者の話を総合すると、3年契約で総額4・5億円の条件を提示。今年の年俸が5000万円(推定)だった右腕からすれば、VIP待遇であり、それだけの期待値を示した結果だ。今季14勝を挙げたマイコラスの去就が不透明な中、球団側の補強ポイントと合致。17勝で最多勝のタイトルを取った菅野、13勝の田口、2年目を迎える畠や山口俊らとともに、スターターとして大きな期待がかかる。 匿名さん2017/11/28 19:33
615 巨人は今秋、若手主体の宮崎キャンプでチームの底上げを図った。中川や高卒2年目となる大江、高田も楽しみな存在になってきた。投手王国を形成するためにも、高いレベルでの競争が必要で、野上の獲得は投手陣に相乗効果を生むはず。内海や大竹寛、杉内らも含めて、来春キャンプからしれつな争いが展開される。 また、巨人は4番を打てる野手の補強も継続して行っていく。現時点では、中日のゲレーロに興味を示している。24日に中日・森監督が「マネーゲームはしない。自然にそうなると思う」と再契約しない方針を示しており、保留者名簿から外れるのを待って、本格的に動き始めるもよう。新しい巨人軍を作るべく、幸先良いスタートを切った。 ◆野上 亮磨(のがみ・りょうま)1987年6月15日、福岡県太宰府市生まれ。30歳。2005年神村学園でセンバツ準V。08年日産自動車からドラフト2位で西武入団。今季は1年間先発ローテを守り、自己最多タイの11勝(10敗)、防御率3.63の成績でリーグ2位に貢献。妻で元「モーニング娘。」の石川梨華は第1子を妊娠中。177センチ、74キロ。右投右打。今季年俸は5000万円。 匿名さん2017/11/28 19:33