572 巨人・高橋由伸監督(40)が12日、勝利の“日替わり方程式”案を披露した。今季36セーブの沢村につなぐまで、山口とマシソンだけでなく「目先も変わるからいいと思う」と変則投手の起用も示唆。その候補として今季も1軍で実績を残した右のサイドスローの田原誠、左のサイド気味のスリークオーター・戸根が浮上した。上下左右あらゆる方向から変幻自在に投げ込む“阿修羅リリーフ陣”でブルペン強化していく。 セットアッパーについて指揮官は「山口、マシソンというのは考えているけど、そこを脅かすような人が出てきてほしい。いい意味で困るくらいの人がいてくれればいいですね」と厚みが増すことを期待した。 その言葉に刺激を受けたのは新人ながら46登板、防御率2・88だった戸根だ。「勝利の方程式に入りたい気持ちは強いです。でも、そう簡単に信頼は勝ち取れない。実力が伴うように頑張りたい」と言い切った。この日はブルペンで力強く56球。148キロ止まりだった球速を150キロに上げることや球のキレと制球を磨くことを重点に置き、秋季キャンプに臨んでいる。 匿名さん2015/11/13 14:20