578 巨人からドラフト4位指名された城西国際大・宇佐見真吾捕手(22)が16日、「慎之助が歩んだ道」を目指す決意を示した。千葉市内のホテルで、契約金4500万円、年俸800万円で仮契約。将来の目標に「全試合出場」「シーズン100打点」「侍ジャパン入り」を掲げた。強肩強打と少年時代に他競技で培った身体能力を武器に、正捕手争いに挑む。 球団旗の前で表情を引き締めた。仮契約を結んだ宇佐見は、巨人の攻守の要を目指す決意を口にした。「1年間、フルでマスクをかぶることが目標です。打撃では本塁打より打点を稼ぎたいと思ってやってきた。プロでも100打点近く稼げるようになりたいです」。右投左打で「阿部2世」と称される逸材。憧れの先輩のように、大黒柱になることを誓った。 今夏は大学日本代表入り。強肩強打とともに体の強さも魅力だ。今春、練習中に右眼付近を骨折したが「それ以外はないです」と故障歴はほぼない。「(巨人は)今年はシーズンフルでかぶった捕手の方がいないので、アピールしたい」。巨人の捕手で全試合出場は、1962年の森昌彦が最後。阿部でも達成できなかったが、鉄人捕手になれる素質は十分ある。 匿名さん2015/11/17 08:00