223 >>221 2点目は、政治への注文だった。かつてウイグル問題に冷淡だった欧米諸国は今や態度を一変させ、『ウイグル強制労働防止法』を制定するなどして、中国に厳しく対峙している。 それに引き換え、わが国は「対中非難決議」一つも満足にできない、ぶざまな現状だ。これを知るドルクン氏は聴衆に向かって言った。 「日本の政治をより良いものとするのは皆さんのお考え一つです。ウイグル・ジェノサイドを許さないという政治家を選んでください」 岸田文雄首相は9月の内閣改造で、2年前の政権発足時に「首相肝いり」といって任命した「国際人権担当の首相補佐官」を廃した。これ一つとっても、「ウイグル問題」や人権問題に熱心という評価はできない。 一方、岸田首相は先週末、フィリピン、マレーシアを訪問した。フィリピンへの沿岸監視用レーダーの供与を決めたことで、いわゆる「対中包囲網」に同国を引き込む成果を上げたと誇る向きがあるが、多くの国民にはピンとこない。 匿名さん2023/11/12 08:53