672 >>535>>531 国民民主党の「自公連立政権入り」は実現するか 2023/10/08 18:00 中央大学教授 中北浩爾 国民民主党に注目が集まっている。衆議院議員10名、参議院議員11名の小党にすぎない。しかし、それが重要性を持つのは連合傘下の4つの民間産別の支援を受けているためである。国民民主党が自民党と公明党からなる連立政権に加われば、盤石の政権基盤が出来上がり、政権交代の可能性はほぼなくなるとみられる。 自民党は民主党から連合傘下の産別を引き剥がそうと努めてきた。そうした試みは、6年前の希望の党騒動で、民進党が2つに分裂したことで強められ、現在に至っている。 ◇ 中北浩爾×宮台真司×神保哲生:連合は決して自民党に取り込まれてはならない【ダイジェスト】 ☆マル激トーク・オン・ディマンド 第1174回(2023年10月7日) ゲスト:中北浩爾氏(中央大学法学部教授) 司会:神保哲生 宮台真司 もはや蜜月などと暢気なことを言っていられる状況ではなさそうだ。日本から労働運動が消えたとき、市民生活にどれだけ大きな影響が及ぶかをよくよく考えておいた方がいいのではないか。 匿名さん2023/10/09 22:386
673 >>672 労働組合の全国組織である連合の定期大会が都内で10月5日から2日間にわたって行われ、岸田首相自身が出席した。1年おきに開かれる連合の定期大会については、連合とは友好関係にあった民主党政権下では歴代首相が出席しているものの、自民党の首相が出席するのは2007年の福田康夫首相以来のこととなる。それに先だって岸田首相は国民民主党の元参議院議員の矢田稚子氏を首相補佐官に任命しているほか、連合の支援を受ける国民民主党は政権入りを虎視眈々と狙っているようだ。 これまで日本の労働運動は一貫して労働者の代表として野党を応援し、政府とは対決的な立場をとってきたが、ここにきて自民党はいよいよ連合の抱き込みを本気で図ろうとしているかに見える。そしてあろうことか連合の方も、その状況を「満更でもない」と受け止めているように見える。 政治学者で連合の歴史にも詳しい中央大学法学部の中北浩爾教授は、自民党は労働組合の票を狙っていると言う。 匿名さん2023/10/10 06:18
674 >>672 医師会、農協、宗教団体などほとんど全ての団体が与党に寄っていく中、連合だけはこれまで一貫して野党勢力を応援してきた。加入者数は減少傾向にあるとはいえ、700万人の組合員を抱える連合が、創価学会と並ぶ日本最大の組織票であることは間違いない。しかし、ここにきて高齢化による支持母体の先細りに直面する自民党は、いよいよ労働組合にもちょっかいを出してきた。自民党から見れば、そこに手を出さざるを得なくなってきたという面もあるが、その一方で、労働組合の側も自民党の取り込みに抗いきれなくなってきているようだ。 ☆昨年の参院選で4産別の組織内候補が得た票数は、電力総連が23.8万、自動車総連が23.4万、UAゼンセンが21.1万、電機連合が15.9万であった。自民党の友好団体について見ると、41.4万をたたき出した全国郵便局長会は別格としても、全国建設業協会が24.7万、日本医師連盟(日本医師会)が21.3万、全国農政連(JA)が18.7万などである。弱体化してきているとはいえ、労働組合の集票力は侮れない。 匿名さん2023/10/10 07:46
675 >>672 しかし、もし労働組合が部分的にでも自民党支持に回ることになれば、日本には与党に太刀打ちする勢力が無くなってしまう。連合票だけでは選挙には勝てないと言われるが、無党派層の票だけで戦えるほど小選挙区制の選挙は甘くない。中北氏も⭕組織票というベースの上に無党派層の票をどれだけ上乗せできるかが日本の選挙の戦い方だと指摘する。 その意味で55年体制の発足以来、一貫して野党勢力の後ろ盾となることで日本の政治に一定の緊張感をもたらしてきた与野党対立の構図が、今ここに来ていよいよ崩壊しかねない最終局面を迎えていると考えるべきだと中北氏は言う。 今回の定期大会では、現職の芳野友子氏(57)がシャンシャンで会長に再選された。中北氏は、かつての連合や前身の総評や同盟などでは熾烈な主導権争いがあったことに触れた上で、他に会長に立候補する人が誰もいなかったことは、連合の弱体化のみならず現在の日本の労働運動の劣化ぶりをまさに象徴していると言う。 匿名さん2023/10/10 10:09
676 >>672>>661 ☆執行部人事では会長代行にUAゼンセン出身で再任の松浦昭彦氏(61)と自治労出身で新任の石上千博氏(59)を充てた。日教組出身の清水秀行事務局長(64)は続投となった。 日本の労働組合の組織率(労働者で労働組合に加入している人の割合)は、70年代半ばまで35%前後を推移していたが、現在は16%台まで落ち込んでいる。8割を超える労働者にとって、もはや労働組合は遠い存在になっているということだ。 労働組合の組織率の低下は世界的なトレンドであり日本固有の現象ではないが、その一方で今、世界では一部の国で労働運動が活性化している。アメリカでは、これまで労働組合が存在しなかったグーグルやアマゾン、スターバックスなどで、会社側の激しい組合潰し策を乗り越えて、相次いで労働組合が結成されたほか、現在デトロイトの3大自動車メーカーも足並みを揃えてストを決行している。他にもフランス、ドイツ、カナダ、韓国をはじめ各地で大規模なストライキが行われるなど、他の国では労働運動が下火になっているわけではない。 匿名さん2023/10/10 12:23
677 >>672 言うまでもないが労働組合の第一の役割は、賃上げなどで労働者の労働条件を改善することだ。労働者というとやや口幅ったい言い方になるが、要するに働く人の賃金や労働条件が向上しなければ、人々の生活は楽にならないし、一人一人が豊かな人生を送ることはできない。しかし、現在日本の労働者が置かれている環境は日に日に厳しくなっている。財界にとって有利な税制や制度が維持されていることもあり、企業の内部留保は膨らみ続け、高齢の社員の賃金や退職金はしっかり守られる一方で、若年層の賃金は上昇せず、非正規雇用の割合も上昇し続けている。これは日本の労働運動が本来の機能を果たせていないことの証と言わざるをえない。 このままでは連合は労働組合というよりも、今や昭和のレガシーとなりつつある正社員という既得権益を守るための利益団体に成り下がってしまう。それが自民党と組むことになれば、もはやそれは日本の労働運動の死を意味することになる。今こそ日本の労働運動の建て直しを真剣に考えなければ、国家100年の計を過つことになるのではないか。 匿名さん2023/10/10 18:21
678 >>672 野党が頼りないから与党に擦り寄った方がかえって自分たちの利益が守られるのでないか。働く人の中にはそのように考える向きもあるようだが、それは自民党という政党を、そしてひいては政治という権力闘争を甘く見過ぎだと中北氏は言う。 自民党としては野党の票田であり後ろ盾である連合を切り崩したいとは考えているが、いざ連合が自民党に取り込まれれば、自民党政権が連合の主張する労働者の権利の向上などに真剣に取り組むわけがない。それはこれまでもそしてこれからも自民党の最大の後ろ盾が財界であることに変わりはないからだ。90年代に自民党と組んで自社さ政権を成立させた社会党は、いいように自民党に利用された挙げ句にポイと捨てられ、事実上党が消えてなくなる憂き目にあっているのをわれわれは目撃しているはずだ。野党も連合も道を見誤ってはならない。 ◇ 中北 浩爾 (なかきた こうじ) 中央大学法学部教授 1968年三重県生まれ。91年東京大学法学部卒業。95年同大大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。 著書に『日本共産党−「革命」を夢見た100年−』『自公政権とは何か』など。 匿名さん2023/10/10 20:59
679 >>523 「取り込まれ批判は誤解」矢田首相補佐官 2023/10/6 19:57 岸田文雄首相は9月の内閣改造に伴い、国民民主党の副代表を務めた前参院議員の矢田稚子氏(58)を首相補佐官に任命した。労働組合の中央組織・連合傘下の組織内議員だった矢田氏の起用には、野党の分断や連合の取り込みを狙う政権の思惑が透ける。自身の起用の受け止めなどを矢田氏に聞いた。 ――9月15日に首相補佐官に就任した経緯は。 「私が首相官邸の担当者から連絡を受けたのは9月14日。『首相補佐官に。担当は賃金と雇用です』と。(所属していた)パナソニックの責任者から連絡があったのは数日前だったが、そのときは担当までは伝えられていなかった」 ――引き受けた理由は。 「正直、補佐官という仕事が何をするのかもよくわからなかったが、政治家とは違うルートから首相に直接、社会で理不尽なことが起きていると、庶民の声、働く人の現場、実感を届けられるのかもしれないと思った」 匿名さん2023/10/11 00:11
680 >>441 衆院選岡山1区 佐々木氏擁立へ 国民民主県連 方針固める 2023年10月11日 05時00分 国民民主党岡山県連は10日、次期衆院選岡山1区の公認候補予定者に、新人で前赤磐市議の佐々木雄司氏(53)=赤磐市桜が丘西=を擁立する方針を固めた。11日の党本部役員会で正式決定する見通し。2020年結党の国民が国政選挙で岡山県内の選挙区に候補を立てるのは初めてとなる。 関係者によると、10日夜に岡山市内で開かれた党県連の幹事会で佐々木氏の擁立を党本部に上申することが諮られ、全会一致で決定したという。 佐々木氏は岡山市出身で操山高通信制課程中退。会社員などを経て13年に赤磐市議に初当選し、3期目途中の今年3月に辞職。4月の岡山県議選赤磐市選挙区に立候補、落選している。 岡山1区は現職がいる自民党のほか、立憲民主党、日本維新の会、共産党がそれぞれ新人の擁立を発表。国民も野党連携に距離を置く玉木雄一郎代表の意向を踏まえ、独自候補の人選を進めていた。 匿名さん2023/10/11 07:122
681 (青梅市)「都民ファーストの会、国民民主党より推薦をいただきました」。 2023/10/9 ☆都民ファーストの会 森村たかゆき 推薦 森村さんとは活動を共にしてきました。 本当に優秀で人柄も良く、仕事のできる都議です。 私・大勢待から依頼をし、先日、都民ファーストの会より推薦をいただきました。 青梅市と東京都との協力をよりいっそう進めます! ☆国民民主党 片谷洋夫 推薦 片谷さんとは、8年間、青梅市議会で同じ会派として活動してきました。 地域活動に人一倍取り組み、義理人情に熱い市議です。 私・大勢待から依頼をし、先日、国民民主党より推薦をいただきました。 青梅市政をいっしょに変えていきます! ☆私・大勢待としあきは、無所属です。 大勢待 利明(おおせまち としあき) 前青梅市議会議員 2019/04/21 3,141票(1/31) 青梅市長選挙 2023/11/12 森村 隆行(もりむら たかゆき) 東京都議会議員 2021/07/04 26,344票(1/2) 片谷 洋夫(かたや ひろお) 青梅市議会議員 2023/04/23 1,731票(16/30) 匿名さん2023/10/11 10:163