【巨人】90 田口麗斗(*´-`)
☆1995・9・14生
☆171㌢75㌔
☆左投左打
☆広島県出身
☆新庄高─巨人(13年3位)(*´-`)
☆171㌢75㌔
☆左投左打
☆広島県出身
☆新庄高─巨人(13年3位)(*´-`)
高木勇とともに１軍に合流。投内連係、ダッシュなどで汗を流した。ＣＳの先発候補だが、第２先発や中継ぎも含め、起用法は様々な可能性がある。自身初のポストシーズンに向け「ものすごい緊張感があります」。
由伸監督が見つめる中、ブルペンで１１９球の熱投。「僕は長いイニングをもっと投げられるようになりたい。スタミナが課題なので、これから投げ込んでいきたいと思います」
巨人・田口麗斗投手（２０）が、秋季キャンプ初日からブルペンで直球のみで２１２球を投げ込んだ。来季は「６回の壁」を克服し、先発ローテ定着を目指す。
静寂のブルペンに、田口のシャウトがこだました。「ダメでも最後」と宣言して投じた直球は、右打者の膝元に決まった。チーム最多の熱投に、最後は約３０人の観客が総立ちで拍手を送った。「長いイニングを投げられるようになるのが目標なので。（プロで）２００球以上投げたのは初めてです」。その顔には充実感が漂っていた。
今季は高卒２年目でプロ初登板初勝利を飾るなど３勝を挙げたが、１３試合で６イニング以上を投げたのは４試合だけ。試合中盤で交代を告げられる場面が多く、尾花投手コーチは「課題は体力。一つの壁を破らないと」と指摘した。
ただ、そのことは自身も把握している。「完投や完封が増えれば中継ぎの投手も楽になるし、起用する方も楽になると思います。１、２点取られても代えられずに、最後まで投げられるようになりたいです」。尾花コーチは「今日は最後の方でもいい球を投げられていた」と合格点を与えた。
静寂のブルペンに、田口のシャウトがこだました。「ダメでも最後」と宣言して投じた直球は、右打者の膝元に決まった。チーム最多の熱投に、最後は約３０人の観客が総立ちで拍手を送った。「長いイニングを投げられるようになるのが目標なので。（プロで）２００球以上投げたのは初めてです」。その顔には充実感が漂っていた。
今季は高卒２年目でプロ初登板初勝利を飾るなど３勝を挙げたが、１３試合で６イニング以上を投げたのは４試合だけ。試合中盤で交代を告げられる場面が多く、尾花投手コーチは「課題は体力。一つの壁を破らないと」と指摘した。
ただ、そのことは自身も把握している。「完投や完封が増えれば中継ぎの投手も楽になるし、起用する方も楽になると思います。１、２点取られても代えられずに、最後まで投げられるようになりたいです」。尾花コーチは「今日は最後の方でもいい球を投げられていた」と合格点を与えた。
８０年代から９０年代にかけ巨人を支え続けた斎藤雅樹（現巨人２軍監督）は、プロ野球記録の１１試合連続完投勝利を誇り、“ミスター完投”の異名を取った。「僕もそういう風になれればいいと思いますし、近づけるようにレベルアップしたい」と田口。課題のスタミナ不足を解消し、将来のエースへの階段を上っていく。
巨人・田口麗斗投手（２０）が９日、完投型投手への育成トレーニングを受けた。
ブルペンに姿を現した左腕は、投球前にもかかわらず大量の汗を流し、すでに肩で息をしていた。重い足取りでプレートをまたぐと、余力を振り絞るように投球練習を始めた。しかし、そんな疲労困憊（こんぱい）の様子とは対照的に、キレのあるボールが次々とキャッチャーミットを鳴らした。約１時間、１５０球の熱投を終えると、見守っていたファンからは拍手が巻き起こった。
実はブルペン入り直前、田口は隣接したサブグラウンドで、１００メートルのダッシュ走１０本を２セットこなしていた。これが、投球にいい影響をもたらした。メニューを指示した尾花投手コーチは「疲れが出た中でバランスを取って、上体の力だけでなく、全体の力で投げるということ。（体が）元気だと、手投げになっちゃうから」と説明。田口も「（思うような球を）８０％くらいは投げられたと思います。無駄な力を入れずにできました」と手応えをつかんだ様子だった。
ブルペンに姿を現した左腕は、投球前にもかかわらず大量の汗を流し、すでに肩で息をしていた。重い足取りでプレートをまたぐと、余力を振り絞るように投球練習を始めた。しかし、そんな疲労困憊（こんぱい）の様子とは対照的に、キレのあるボールが次々とキャッチャーミットを鳴らした。約１時間、１５０球の熱投を終えると、見守っていたファンからは拍手が巻き起こった。
実はブルペン入り直前、田口は隣接したサブグラウンドで、１００メートルのダッシュ走１０本を２セットこなしていた。これが、投球にいい影響をもたらした。メニューを指示した尾花投手コーチは「疲れが出た中でバランスを取って、上体の力だけでなく、全体の力で投げるということ。（体が）元気だと、手投げになっちゃうから」と説明。田口も「（思うような球を）８０％くらいは投げられたと思います。無駄な力を入れずにできました」と手応えをつかんだ様子だった。
もちろん、体力強化も目的だ。今季は１２試合に先発するも、６イニング以上投げたのはわずか４度。スタミナ不足から、中盤以降に球威が落ちる試合が多かった。この日のブルペンでも当初は２００球を目安にしていたが、１５０球で力尽きた。「（先発完投？）それができれば一番いい。（こういう練習を）どんどんやっていきたい」。課題克服へ、過酷なトレーニングは続く。
来季の先発ローテ入りを目指す２０歳左腕は直球やカーブなど、ブルペンに入り１６２球の投げ込み。力強いボールを見せた。「ただ量を投げてスタミナをつけるだけではなく、右打者の内角を突く球の精度など自分の課題を持って投げています」
シート打撃に登板した後、特守とランニングメニューをこなし、下半身強化に時間を割いた。「投球は右打者の内角を狙って投げていました。体をギリギリのところまで追い込めている気がするので充実したキャンプになっています」
指揮官が見守る前でブルペン入りし、９２球の熱投を披露した。ダッシュ走直後の投球というハードメニューにも、「気合が入りました。じっくり見てもらえてよかったです」
苦しんだ分だけ、喜びは大きかった。田口は７回途中７安打１失点、今季最多タイの８奪三振を奪って、自己最多の４勝目。今季初のお立ち台に上がると、「やっと勝つことができて良かったです。死にものぐるいで投げることができました」。本拠地での勝利は昨年６月２日のオリックス戦以来約１年ぶり。勝利の味をかみ締めるように、笑顔で大歓声に応えた。
５月３１日のオリックス戦（京セラＤ）で３勝目を挙げて以後、３戦連続でカードの頭を託されたが３連敗。今カードでは役目を内海に譲った。「ふがいない投球が多い。自分の中では気合が入っている」。これまで黒のグラブを使用していたが、この日から「気分転換の意味で」赤に変えた。勝つためなら、なりふり構っていられなかった。
５月３１日のオリックス戦（京セラＤ）で３勝目を挙げて以後、３戦連続でカードの頭を託されたが３連敗。今カードでは役目を内海に譲った。「ふがいない投球が多い。自分の中では気合が入っている」。これまで黒のグラブを使用していたが、この日から「気分転換の意味で」赤に変えた。勝つためなら、なりふり構っていられなかった。
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