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阿部らベテラン組とともに、別メニューで練習。ジョギングやキャッチボールを消化した。「(オフに)フォームや配球を勉強し直して、しっかり自主トレしたい」
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巨人・村田修一内野手(34)が来年1月に初の海外自主トレを行うことが29日、分かった。プロ入り後は鹿児島、沖縄など国内で練習を積んでいたが、けが防止のため、より温暖なグアムで鍛錬を積むことが決定。同地で汗を流す坂本、長野の“サカチョー組”と合体して、来季巻き返しへ準備を整えることになった。
今季は103試合に出場し、打率2割3分6厘、12本塁打、39打点。本来の打撃を見失い、ベンチを温めることも増えた屈辱の1年となった。「キャリアローのシーズンだったので、打ち方、配球を一から見直さないといけない。日本よりもあっちは暖かいし、体にはいいので」。5月中旬に右太もも裏肉離れ、9月には右肘痛と2度のけがに泣いた反省も踏まえて、体が動かしやすい南国をオフの練習場所に選択した。
この日はG球場でランニング、キャッチボールなどで汗を流した。「右打者がいっぱいいるし、いいと思う」と坂本、長野と打撃練習を行うことのメリットも大きい。ルーキーの岡本が「4番・サード」を狙うなど、来季の巨人の内野争いは激化が予想される。村田は、海を渡り、必ず再生を果たす。
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巨人の2、3軍を指導する「ファーム巡回打撃コーチ」に就任した田代富雄氏(61)が31日、入団決定後、初めてG球場を訪れナインにあいさつした。横浜(現DeNA)のコーチ時代に村田や内川を育てた名伯楽は、「長く強いチームでいるためには主軸が日本人の方がいい。そういう可能性がある選手をしっかり鍛えたい」と和製大砲の育成をテーマに掲げた。
今年途中まで楽天で打撃コーチを務めた田代氏は巨人打線について「昔は4番タイプを補強したり、つなぎの選手が薄いと感じた。最近は育成もやってバランスはとれているが、同じようなタイプの選手が多く、特徴がないという感じもしていた」と説明。「それぞれのいい特徴を出しながら育てたい」と話した。
横浜時代、田代氏に指導を受けた村田は、恩師の加入に奮起。ファームのコーチだが「同じチームなので話ができれば。田代さんは自分のいい時も悪い時も知っている。自分はバットマン。バットで何とかしたいと思っている」と2割3分6厘、12本塁打に終わった今季からの巻き返しを誓った。
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巨人・村田修一内野手(34)が来年1月に初の海外自主トレを行うことが29日、分かった。プロ入り後は鹿児島、沖縄など国内で練習を積んでいたが、けが防止のため、より温暖なグアムで鍛錬を積むことが決定。同地で汗を流す坂本、長野の“サカチョー組”と合体して、来季巻き返しへ準備を整えることになった。
今季は103試合に出場し、打率2割3分6厘、12本塁打、39打点。本来の打撃を見失い、ベンチを温めることも増えた屈辱の1年となった。「キャリアローのシーズンだったので、打ち方、配球を一から見直さないといけない。日本よりもあっちは暖かいし、体にはいいので」。5月中旬に右太もも裏肉離れ、9月には右肘痛と2度のけがに泣いた反省も踏まえて、体が動かしやすい南国をオフの練習場所に選択した。
この日はG球場でランニング、キャッチボールなどで汗を流した。「右打者がいっぱいいるし、いいと思う」と坂本、長野と打撃練習を行うことのメリットも大きい。ルーキーの岡本が「4番・サード」を狙うなど、来季の巨人の内野争いは激化が予想される。村田は、海を渡り、必ず再生を果たす。
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手応えはあったが、恐る恐る打球の行方を見守った。どうだ? 入るか? 村田の脳裏に悪夢がよぎった次の瞬間、白球は左中間の最前列に飛び込んだ。1点を追う5回1死、3ボールになったが「思い切って狙えるカウント。待つより打ちにいこう」と真ん中直球をフルスイング。6月26日のDeNA戦(横浜)以来、7試合ぶりの一発となる8号ソロは、14年以来プロ入り2度目の「3ボールから弾」。チームは4回まで1安打だったが、流れを変える一発となった。
1週間前の呪縛からようやく解き放たれた。“事件”が起きたのは、この日と同じ東京Dで行われた6月29日の中日戦。同点の5回2死一、三塁だった。甘く入って来たバルデスのボールを完璧に捉えた打球は、右翼席へ一直線…のはずだったが、フェンス手前で失速し、まさかの右飛。一発を確信し、ドヤ顔で打球に目をやっていた男のダメージは計り知れなかった。
「完全にいったフェース(顔)をしていた。6回から3イニングぐらい、本当にへこんでいた」
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珍しくベンチで肩を落とし、首をひねって帰路に就いたが、ただでは転ばないのがベテランの真骨頂だった。翌30日、本拠地のミラールームにこもった。「体をゆっくり大きく使って、バットを体から離さない」と呪文のように繰り返しながら素振り。その日から3試合連続ヒットを放ち、この日はついに“リベンジ”。「今日はいったフェースはしなかった」と無表情でダイヤモンドを一周したが、一塁ベンチ上のスタンドに投げ入れたジャビット人形がフェンスを越えずに落ちてくると思わず笑顔。うれしさをこらえきれなかった。
2日のヤクルト戦(秋田)の4回に左手に死球を受けた。「ドラえもんみたいに」大きく腫れ上がったが、その夜は湿布とテーピングをぐるぐるに巻いて熟睡した。3日の試合前、手がグラブに入らないほど腫れは残ったが「違和感はあるけど痛みはない」と豪語。報道陣から「ドラミちゃんぐらいにはなったのでは?」と能天気に振られるとさすがに首を振ったが、驚異の回復力を見せた。
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逆転優勝へは、一歩ずつ着実に、広島の背中を追いかけていくしかない。「1日1勝しかできない。その日、その日の1打席、1球に集中してやっていこうとみんなで話している」。揺るがない信念が生んだアーチだった。
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首位チームの指揮官に倣って、今どきの言葉で言えば「神ってる」ということでしょうか。ウィンブルドンのフェデラーである。
3度のマッチポイントをしのいで逆転勝ち。全盛期は過ぎたとか、ひどいこと言われながらも、見せてくれたぞ、不屈の魂。
我が身を重ね合わせるなんて不遜な考えはないけれど、録画を見ながら不覚にも涙ぐんでしまった。
それにしても、錦織が4回戦で姿を消そうが、ちゃんと楽しめるのが世界最高峰の舞台。テニスに興味がない人にもドラマを見せてくれるのが、グランドスラムの持つ底力だ。
ゴルフの4大メジャーだって同じこと。深夜や早朝に無理して起きても裏切られたことがない。「ダスティン・ジョンソンって誰なの?」という僕だって、十分に堪能させてもらえる。
「箱根駅伝」とか「ツール・ド・フランス」。長い伝統を持つスポーツイベントは、誰が、どう見たって面白いようにできているんだから素晴らしい。
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というわけで、ため息まじりに本日のゲーム。80年超に及ぶ歴史を誇る、それこそ「伝統の一戦」のはずなのに。みなさん、楽しんでもらえたでしょうか。負けたっていい。いや、いいってことないけど。記憶に残っているのが、やけに華があった遠藤の始球式だけって、どういうこと。
先発投手なら、やらずもがなの四球から先制点を献上しないでください。相手は制球が良いとは言えない新人なんだから、何か策を考えてください…ダメだ。お願いがありすぎて、七夕の短冊が足りない。
フェデラーのミラクルを再現しろ、なんていうのはむちゃぶり。でも、そこは我らが村田修一である。
なけなしの1安打。あれが2回じゃなくて、9回に打席が回って出ていたとしたら。チームを崖っ縁でノーヒッターから救う。それは、ささやかな「メークドラマの始まり」…なわけがない。
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沈黙していた打線に火をつけた。1点を追う6回1死。村田は真ん中に甘く入った133キロのフォークにタイミングを合わせ、振り抜いた。「(大竹)寛がピンチを作りながら粘り強く、投げていたのでなんとか追いついてやりたいと思った」。左翼席に飛び込む9号ソロ。チームに17イニングぶりの得点をもたらして逆転勝利の口火を切った。
狙い通りの一発だった。井納の140キロ台後半の直球と切れ味鋭いフォークに5回までは翻弄されて無得点。6回の攻撃前に、内田打撃コーチが中心となり円陣を組んだ。「低めのフォークが多いから目線を高くしていこう」。第1、2打席目はともに遊ゴロに倒れていた村田も「(狙い球を絞って)見逃さないと、目線は上がらないと思った」と初球、高めのスライダーには反応せず、フォークが高く浮くのを待った。
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